オーストリア トラベルニュース

オーストリア トラベルニュース 2018<1月号>

観光メッセatb sales

オーストリア政府観光局主催の観光メッセ「atb sales 2018」が1月21日から23日までオーストリア・センター・ウィーンにて開催されました。オーストリア全9州から総勢500名のサプライヤーが出展し、例年日本で開催されるスーパー・ワークショップで出展しているお馴染みのモーツァルト・オーケストラ・ウィーンやグラーツ観光局などのほか、まだ日本ではあまり知られていない観光施設等が計114のブースを構え、バイヤーに最新情報を提供しました。サプライヤーのおおよその内訳は、ホテル30%、観光局26%、文化・観光施設24%、インカミング・トラベル・エージェンシー12%、その他8%という構成です。

メッセ前日にはプレ・ツアーがあり、シュロス・ホーフ&シュロス・ニーダーヴァイデン、モーツァルトハウス・ウィーン&ハウス・デア・ムジーク、フンデルトヴァッサー・ハウス&ユダヤ博物館、宮廷家具博物館を訪れる参加者もいました。

また真面目な商談だけでなく、市庁舎でのウェルカム・レセプションやメッセ会場でのネットワーキング・パーティーでサプライヤーとバイヤー、あるいは各国のバイヤー同士が親交を深める機会もありました。お互い顔がわかっていると、その後仕事の連絡をした際もやりとりが一歩スムーズになるのではないでしょうか。

百聞は一見に如かずです。オーストリア・ツアーの企画を!とお思いのご担当者様は是非ご参加をご検討くださいませ。下記、写真ギャラリーをご覧くださいませ。

(記事:オーストリア政府観光局 福田 明子

 

※画像をクリックすると、関連ページにつながきます。

wienmusiam.jpg

ウィーンのモダニズム

今年2018年は、ウィーンのモダニズムを牽引した4人の人物、画家のグスタフ・クリムトとエゴン・シーレ、建築家のオットー・ワーグナー、デザイナーのコロマン・モーザーの没後100年にあたります。ウィーンではこの記念の年に各美術館で特別展を開催します。世紀末アートは日本のお客様にとってもご興味のあるテーマですね。

 

Wachau.jpgワッハウのグルメ・フェスティバル

春になると、世界遺産の地域、ワッハウで行われるグルメの祭典にワイン通や食通の人々が集まってきます。フェスティバルには、この地域のグルメレストランとトップワイナリーが参加します。

 

 

 

musium.jpg 「クリムトの階段」はいよいよ完成間近!

ウィーン美術史博物館2018年2月13日~9月2日

グスタフ・クリムト(1862-1918)の没後100年を記念して、2018年も美術史博物館の豪華な階段ホールに「クリムト・ブリッジ」が設置されます。この橋は2012年のクリムト生誕150周年の際にもお目見えしました。12メートルの高さの橋から、柱と歩廊の間にクリムトが描いた13枚の絵画シリーズを至近距離で鑑賞できます。写真は2018年1月21日現在のものです。特別展にプラスαとなる観光アトラクションではないでしょうか。

 

orcheatra.jpg ザルツブルク・イースター音楽祭2018

ザルツブルク・イースター音楽祭は世界の最も有名で一流の音楽祭の一つです。1967年ヘルベルト・フォン・カラヤンにより創設され、復活祭に行われる音楽祭で45年間ベルリン・フィルが演奏していました。しかし2013年にクリスティアン・ティーレマンとザクセン・シュターツカペレ・ドレスデンがザルツブルク・イースター音楽祭の新たな時代をスタートさせ、衝撃的な音楽祭デビューを果たしました。音楽祭のプログラムは一流のオペラ、オーケストラ・コンサート、合唱曲、室内楽、高い芸術性をを備えた若者のためのプロジェクトから構成されています。ティーレマンは来年2019年ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを指揮する予定です。

ページの先頭へ