オーストリアに関するコラム<山歩き、森歩き>
 
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コラム 現地スタッフより

その一:わが夢の街ウィ−ン

ウィ−ンというと、音楽好きな私にとって、すぐに思い浮かぶのが、「わが夢の街ウィ−ン」という歌。「♪〜私の心と魂は、たえずウィーンに魅せられる。」と始まり、さびの部分は、有名なフレ−ズ、「♪〜ヴィ−ン、ヴィ−ン ヌア ドゥ− アラ〜イン♪〜」ウィーン、お前だけが、絶えずわが夢の街であり続ける、と、終わります。ここウィーンに暮らすようになって、はや20年になりますが、どこか他の土地に出かけて暫くすると、後ろ髪を引かれるように、ウィ−ンにもどりたくなるんです。
不思議。以前、日本の本社から赴任していたかたが、いざ日本への帰任を命じられた際、「僕はウィ−ンか好きだから、僕の心は、ウィ〜〜ン、ウィ〜〜ンって泣いているよ」なんて言っていたのが、今でも思い出されます。一度訪れたら、もう一度訪れたくなる、そんな不思議な魅力のある街です。


その二:ウィ−ンの公共交通機関

日本と違ってとても便利なのが、ウィ−ンの公共交通機関で、トラム、地下鉄、バスがすべて共通の切符で乗り降り自由にできます。改札がないので、勝手に乗り継いでも誰にも咎められないような気がするのですが、時々私服の検察係りが突然現れ、有効な切符を持っていないと、次の停留所で降車を強いられ、罰金約70ユ−ロほどもとられますので要注意。
毎日通勤していても、月1度ぐらいしか検察係りには遭遇しませんが、おおかた1車両で結構1人はつかまっているようです。ある知り合いが、トラム内に突然検察係りが現れた際、実際は無賃乗車をしていたのですが、どさくさにまぎれて、まわってきた検察係りに、「トラム内の券売機で切符を買おうとしたが、こわれていて買えなかった」と口からでまかせを言ったのですが、それを聞いた検察係りが車内券売機を調べたところ、本当に壊れていて、助かった、なんていう冗談のような本当の話もあります。また、ス−ツ姿の紳士が、検察係りをトラム後方に見かけたとたん、トラムが停車するやいなや、一目散に降車して走って逃げ、あまり速かったので、検察係りも追いかけられなかった、なんていう現場を目撃したこともあります。そういう私も実は、過去20年間に2回つかまっちゃいました。みなさんは、きちんと、有効な切符をご購入くださいね。


その三:クリスマスマ−ケット

秋も深まり、木の葉も落ち、冬も間近となってきたウィ−ンの街。11月13日から、ウィ−ン市庁舎前の、クリストキンドル・マルクトが始まります。街は次第に、クリスマスのイルミネ−ションに飾られ、とてもロマンチックになります。寒いけれど、一番ウィ−ンが素敵に見える時期かもしれません。キリスト教文化に育ったわけではない私にとっては、クリスマスといっても、プレゼント交換、クリスマスケ−キ、クリスマスツリ−くらいしか印象にないのですが、やはり、ここはカトリックの国。宗教的にも、文化的習慣からも、クリスマスを迎える4週間のアドベントの時期、そして、クリスマスの祝日は、日本の暮れからお正月のような意義があるようです。
クリスマスマ−ケットの他にも、市内には、クリスマス用の特産品を販売するスタンドが設置され、この時期ならではの、「プンチュ」という赤ワインとラム酒、シナモンの香りを加えた、温かい甘いお酒がふるまわれます。プンチュで温まりながら、寒いけれど美しいアドベントの街を散策するのが、地元の人々の楽しみかた。子供用に、アルコ−ルの入っていない、フル−ツティ−とリンゴジュ−ス、蜂蜜を加えた「キンダ−・プンチュ」もありますから、お酒のだめな私は、いつもこちらをいただきます。


 
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