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オーストリアに駐在している現地スタッフによる、感じたままを綴ったコラムです。
是非、現地オーストリアを訪れて皆様も同じ感動や喜びを体験して頂ければと願っております。 |
| 第2回 <ちょっと目にした風景> |
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先日バスに乗った時のこと、ある停留所でバスが発車しようとした際、バスの前方彼方から小さな子供の兄弟がそのバスに乗ろうと全力でころころ転がるように駆けてくる姿が視界に入ってきました。とても間に合いそうになかったのですが、何とか乗れるといいのだけど、と他の人たち同様じっと様子を見守っていると、運転手さんはバスを停車させて彼らが来るまでじっと待ってくれました。
2人の小さな兄弟が息せき切ってバスに乗り込んで、大きな目をまんまるくして立ちすんでいると、そばにいたおばあさんがすかさず2人の小さな天使に向かって言いました。
“ちゃんと運転手さんに、ありがとう、を言うんだよ。”
子供たちは口々にお礼を言いました。
以前よりはかなり減ったように思えますが、今でも公共の場でマナーの悪い子供達や若者を叱ってくれるご年配の姿を目にして和むことがあります。お説教された方も、まるで自分のおじいさん、おばあさんから叱られたような様子です。
日本にも居ましたよね、雷親父とあだ名をつけていた、近所のこわいおじさん方が・・・他人の子供であっても人類共通の財産としてお説教してくれる、そんなおじさん、おばさんの姿を日本のご近所から見かけなくなったのはいつ頃のころからでしょうか・・・ウィーンでちょっと心が和んだ風景です。 |
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