オーストリア写真紀行

リンツ行

ウィーン市内の観光は飽きたし、でも夕方は市内で買い物をしたいのであまり遠くには行きたくないという人にはリンツなどはどうだろう。決して近い都市とはいえないがウィーン西駅からRJに乗れば1時間ちょっとでリンツ駅に着く。RJ以外にもこの区間はDB(Deutsche Bahn 鉄道どいドイツ土井伝手鉄道ドイツ鉄道   ドイツ鉄道)の誇るICE(InterCityExpress  都市間超特急) やEC、ICなどたくさん走っているので鉄道の便はきわめてよい。

ウィーン西駅に停車中のレイルジェット

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車内にあるモニター

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時速200kmを表示

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DBの誇るICE

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リンツ駅の工事は終了していて現在は近代的な新しい駅に生まれ変わっている。見所はドナウ河畔の市街にあるのでリンツ駅の地下にあるトラム乗り場からトラムに乗ろう。その前に自動券売機で1日乗車券(Tageskarte)を購入しておくこと。車内では買えない。リンツのトラムは車両も近代的できれいである。

リンツ駅のホーム

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リンツの地下駅から5つ目の停留所(Haltestelle、乗り場は大きく(H)と表示)がハウプト広場(Hauptplatz)である。「ハウプト」という言葉がよく出てくるが、これは「主要な」という意味で、ハウプト広場はその都市で一番主要な広場と言うことになる。だからいろいろな都市でこの名前の広場がある。

ハウプト広場

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写真の中央にあるのが三位一体の柱である。ウィーンのグラーベンにも同じものがある。由来もだいたい同じである。このハウプト広場から徒歩圏にブルックナーがオルガニストを務めていた旧大聖堂や州庁舎、市庁舎などがある。一通り見終わったら坂を登ってリンツ城博物館に行ってみたい。この博物館はかつての皇帝フリードリッヒ3世の居城だったところで入り口の門には鷲の紋章が入っている。

広場でチェスに興じる人々

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リンツ城博物館から市街を望む

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リンツ博物館には展示品以外にも昔の城壁跡に位置するテラスからこのようなすばらしい眺望が得られる。左に見える川はドナウ川で右端の塔は旧大聖堂である。川岸に建つブルックナーハウス(Brucknerhaus)も見ることができる。

ブルックナーハウス(写真中央)

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リンツ城博物館でゆっくりと展示物を見るのもよいが、天気がよければ丘の上に建つペストリンクベルク巡礼教会まで足を延ばしてみよう。この教会に行くにはさきほどのハウプト広場から出ているペストリンクベルク登山鉄道を利用する。どこに登山鉄道があるのかと思うが、トラムの停留所の近くにトラムと見た目も変わらぬ車両が停まっている。この鉄道には1日乗車券は使えないので停留所にある券売機で往復チケットを買っておこう。丘の上までかなりの登りを20分程度で力強く登っていく。

ドナウ川対岸の丘の上がペストリンクベルク巡礼教会

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ハウプト広場近くを走るトラム

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丘の上は静かでドナウの流れとリンツ市街が一望できる。私が訪れた時は少しガスがかかっていたがきれいな景色を見ることができた。教会の近くのレストランで景色を見ながら遅い昼食をとることにした。

丘の上からの眺望

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レストランにて

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公衆電話にある日本語表記

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オーストリア国内のテレコムオーストリアの公衆電話にはこのような案内ステッカーが貼ってあり日本への国際電話が可能である。ウィーンの繁華街ならよく分かるのだが、リンツはずれの丘の上の公衆電話でも見つけるとうれしくなってしまう。私自身祖父の代からオーストリア(帝国)とは縁があり、一番好きな国なのだがこういう親日的なところも旅行ではしっかりと見て欲しいと思っている。

みなさんがすてきなオーストリア国内小旅行をされることを期待したい。

<文・写真: 古川 隆>

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