ザルツブルク・ニュース

ザルツブルク・ニュース【2018年5月号】

「ジャズ&ザ・シティ」

ザルツブルクというとクラシック音楽のイメージがありますが、実はジャズが街中で楽しめる時期があります。

2018年10月17日〜21日の5日間だけ開催される「ジャズ&ザ・シティ」です。モーツァルテウム、バロック様式の教会、カヴェルネン、シュティーグルケラーなどの他、バーやカフェ、商店、レストラン、ホテルなど50カ所で合計100回のジャズコンサートが開催され、街全体がステージと化します。

ワールドミュージックやジャズ、電子音楽、そして国際的に活躍する音楽家と同様に将来性のある新人もプログラムに加えられています。音楽家や音楽が好きな人々は、ザルツブルクの小道や通りに引き寄せられ、音楽とグルメのミックスや、気軽な出会いを楽しみます。すべて入場無料です。これまでとはちょっと違うザルツブルクをお楽しみください。

http://www.salzburgjazz.com/

ジャズ&ザ・シティ ©Altstadt Salzburg Marketing GmbH / Wildbild

ザルツブルクjazz.jpg

「ザルツブルクの鐘とザルツブルクコーナー」

川崎市とオーストリア・ザルツブルク市は平成4年(1992年)に友好都市提携を締結し、音楽をはじめとして様々な芸術分野での交流を行っています。

また、東日本大震災の影響で被害を受けたミューザ川崎シンフォニーホールの復興に際して、ザルツブルク音楽祭から20万ユーロ(約2100万円)が義援金として送られました。その支援に感謝の想いを込めて設置されたのが、「ザルツブルクの鐘」です。このモニュメントはJR川崎駅の東西連絡通路をラゾーナ側に少し進んだところにあります。待ち合わせ場所として大変人気があります。

中央の鐘はザルツブルク大聖堂の鐘を模して作られており、午前8時、正午、午後6時の1日3回、鐘の音が鳴るようにつくられています。鐘の周囲を囲む五線譜は、ザルツブルク出身であるモーツァルトの代表曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の楽譜です。このモニュメントは案内板としての役割も果たしていて、JR川崎駅、ミューザ川崎、そしてザルツブルク市の方向を示しています。

また、この度ミューザ川崎シンフォニーホールのホワイエにつくられた「ザルツブルクコーナー」が新しくなりました。ザルツブルク市から市の旗、ザルツブルク音楽祭から音楽祭の旗などが寄贈され飾られています。ザルツブルクも川崎も音楽の街として有名です。これを機会に川崎と9350kmも離れたザルツブルクがよりいっそう強く結びつくことを願っています。

ザルツブルクも川崎も音楽の街として有名です。これを機会によりいっそう音楽が二つの街を結びつけることを願っています。

ザルツブルクコーナー.jpg

ザルツブルクの鐘/ザルツブルクコーナー


記事:ザルツブルク市観光局 より

 

ページの先頭へ