現地スタッフより

ミュージカル エリザベート

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1992年9月3日にアン・デア・ウィーン劇場で初演された、ミヒャエル・クンツ脚本、シルベスター・リーヴァイ作曲による、ミュージカル・エリザベート。大人気で、その後も、世界各国で上演されました。

この2012年9月3日から、20周年を祝い、ウィーンのライムンド劇場で、再演されています。新しい演出で、前回よりも、もっと良いと、好評スタートです。

愛称シシーで知られる、オーストリア皇女、エリザベートの、ミステリアスな人生、自由を求め苦悩する姿を忠実に描いたミュージカルです。

私はその昔、歌を勉強していたことが影響し、劇場に行って鑑賞しても、歌手の声とかに興味の重点がいってしまうのが難点ですが、ある日本人旅行客の男性が、このミュージカルを鑑賞後、「いやあ、あの封建時代に、あんな生き方をした女性がいたんですねえ。感慨深く鑑賞しました。」と感想をおっしゃっていました。

ミュージカル・エリザベートというと、私の耳に特に残るのは、皇女エリザベートが歌う曲で、「♪~ ICH GEHOERE NUR MIR ~♪ イッヒ ゲヘーレ ヌア ミア」、「私は、私だけのもの」、私の人生は私だけのもの、と歌う箇所です。

皇女エリザベートの生き方については、賛否両論ありますが、権力に従って生きなければならなかった、当時の女性の状況を考えると、苦悩しながら一人の人間としての女性の生き方を模索していた彼女に感心する部分もあります。私個人的には、たくさんの子供も教育し、政治には向かなかった夫を助けながら、国を統治した、マリア・テレジアのほうが、好感が持てるのですが。

「私は、私だけのもの!」私自身は、女性として、それだけ精神的に自立できているかどうか、ちょっぴり自分に問うてみます。ウィーンの甘いものや、シュニッツェルで結婚前より十数キロも膨らんでしまったので、もうちょっと、シシーのように、美容やダイエットに気を使ってもいいかも、なんて思ったりしています。

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上のシシーの肖像画は、皇帝制度が崩壊したあとに初めて公にされたものらしいです。というのも、この絵は、フランツ・ヨーゼフ皇帝が見るためだけに描かれたもので、彼の執務室にかけられていたからだそうです。フランツ・ヨーゼフ皇帝は、奥様のことをとても愛していたのだと思います。

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