現地スタッフより

その三:クリスマスマ-ケット

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秋も深まり、木の葉も落ち、冬も間近となってきたウィ-ンの街。11月13日から、ウィ-ン市庁舎前の、クリストキンドル・マルクトが始まります。街は次第に、クリスマスのイルミネ-ションに飾られ、とてもロマンチックになります。寒いけれど、一番ウィ-ンが素敵に見える時期かもしれません。

キリスト教文化に育ったわけではない私にとっては、クリスマスといっても、プレゼント交換、クリスマスケ-キ、クリスマスツリ-くらいしか印象にないのですが、やはり、ここはカトリックの国。宗教的にも、文化的習慣からも、クリスマスを迎える4週間のアドベントの時期、そして、クリスマスの祝日は、日本の暮れからお正月のような意義があるようです。

クリスマスマ-ケットの他にも、市内には、クリスマス用の特産品を販売するスタンドが設置され、この時期ならではの、「プンチュ」という赤ワインとラム酒、シナモンの香りを加えた、温かい甘いお酒がふるまわれます。プンチュで温まりながら、寒いけれど美しいアドベントの街を散策するのが、地元の人々の楽しみかた。子供用に、アルコ-ルの入っていない、フル-ツティ-とリンゴジュ-ス、蜂蜜を加えた「キンダ-・プンチュ」もありますから、お酒のだめな私は、いつもこちらをいただきます。

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